一筆啓上
【いっぴつけいじょう】
【四字熟語の辞典】 い >
【意味】男子が、手紙のはじめに書く挨拶の言葉。お手紙を差し上げますという意味。
【用例】●昔は、巻き紙に筆で「一筆啓上|仕り候、……」などと書いたものである。一筆啓上、過日参上の節は、夜分遅くまで長座いたし、御迷惑をお掛けしたことと存じます。
【出典】謡曲『鞍馬天狗』
【類語】拝啓
【参考】徳川家康の家臣|本多重次が陣中から妻に宛てて出した手紙「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」は、簡潔に要点を押さえた書簡文として知られる。お仙とは嫡子|仙千代で、のちに越前丸岡城主になった。
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【この辞典の書籍版説明】
「四字熟語の辞典」現代言語研究会 |
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