枡で量って箕で零す
【ますではかってみでこぼす】
【故事ことわざの辞典】 物事 > 無駄
【解説】枡で量るようにしてこつこつためたものを、箕でどっとこぼすように一度に使ってしまうこと。苦労して仕上げたのをあっさり無駄にするたとえ。収入が少ないのに支出が大きいたとえ。
▼「箕」は穀類をあおり上げてちりやもみがらを除く、竹で編んだ道具。「爪で拾って箕で零す」の項の図版参照。
【同義語】爪で拾って箕で零す。
【類義語】針で掘って鍬で埋める。
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「故事ことわざの辞典」現代言語研究会 |
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