風声鶴唳
【ふうせいかくれい】
【故事ことわざの辞典】 人間 > 気持ちや心理
【故事】故事
【解説】風の音と鶴の鳴き声のことで、敗軍の兵はこうしたものにも恐れおののくという意味。おじけづいた人が何でもないことにもおびえることのたとえ。
▼UNI(6ddd)水の戦いで東晋に敗れた前秦の符堅の兵が風の音や鶴の鳴き声を敵軍だと思って恐れたという故事による。
【出典】晋書。
【類義語】落ち武者は薄の穂にも怖ず。疑心暗鬼を生ず。
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