盃中の蛇影
【はいちゅうのじゃえい】
【故事ことわざの辞典】 人間 > 気持ちや心理
【故事】故事
【解説】疑心を起こせば、何でもないことにも神経を悩ますことのたとえ。
▼楽広という人の友人が盃の酒に蛇の姿が見えるのを飲んで病気になった。後に、壁にかけた蛇に似た模様をつけた角が映ったのだと楽広に説明され、病気がたちまち治ったという中国の故事から。
【出典】晋書。
【類義語】落ち武者は薄の穂にも怖ず。疑心暗鬼を生ず。
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「故事ことわざの辞典」現代言語研究会 |
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