肺肝を砕く
【はいかんをくだく】
【故事ことわざの辞典】 人間 > 忍耐や努力
【解説】重大な物事に対処する場合に、ありったけの知力を尽くし、あたかも心が砕けてしまうほど考えること。非常に苦心することのたとえ。
▼昔は肺臓と肝臓がものを考える場所と信じられていた。したがって、「肺肝」は心のこと。
【出典】杜甫・垂老別。
【同義語】肝を砕く。心を砕く。
【類義語】肺肝を尽くす。
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