弘法は筆を択ばず
【こうぼうはふでをえらばず】
【故事ことわざの辞典】 人間 > 才能や力量
【解説】書の名人であった弘法大師はどんな悪い筆を用いても立派な字を書いたということで、物事に巧みな人は道具などに文句をつけないというたとえ。
▼「択ばず」は「選ばず」と同じ。「弘法」は前項参照。
【同義語】能書筆を択ばず。
【類義語】良工は材を択ばず。
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