九仞の功を一簣に虧く
【きゅうじんのこうをいっきにかく】
【故事ことわざの辞典】 人間 > 用心や用意
【解説】長年の努力が最終段階のわずかな手違いや油断で駄目になるたとえ。
▼「仞」は中国古代の長さの単位。「簣」はもっこ。九仞もある高い山を築いていって、あと一簣の土を盛ればよいところまでいっても、その一簣がなければ山は完成しない、ということから。
【類義語】磯際で船を破る。草履はき際で仕損じる。
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「故事ことわざの辞典」現代言語研究会 |
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