勧学院の雀は蒙求を囀る
【かんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる】
【故事ことわざの辞典】 人間 > 人生
【解説】勧学院にいつもいる雀は学生たちが『蒙求』を読む声を聞き覚えて、その文句を囀るようになる。身近に見たり聞いたりすることは自然に覚えるというたとえ。
▼「勧学院」は平安時代にできた藤原氏の学校。『蒙求』は中国の唐時代に書かれた歴史書。年少者向きで暗唱しやすい韻文になっていた。
【類義語】見よう見真似。門前の小僧習わぬ経を読む。
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「故事ことわざの辞典」現代言語研究会 |
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