いずれ菖蒲か杜若
【いずれあやめかかきつばた】
【故事ことわざの辞典】 物事 > 同異
【解説】菖蒲も杜若もアヤメ科で、よく似た花を咲かせる。区別するのが難しいことから、どちらも良くて選択に迷うたとえ。
▼源三位頼政が上皇から菖蒲前という美女を賜わる時、十二人の中から見つけるように言われて詠んだ歌の下の句「いずれ菖蒲と引きぞ煩ふ」より。
【出典】太平記。
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