露と落ち露と消えぬるいのちかな浪花のことは夢のまた夢
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【名言名句の辞典】 1人生 > 老いとともに生きる
【名言名句】
露と落ち露と消え
ぬるいのちかな浪花のことは夢のまた夢
【解説】
足軽の子から織田信長に仕え、努力と知略で出世を重ね、天下統一を成し遂げ、太政大臣の位にまで上り、幕藩体制の基礎をつくった。
美女|淀君を迎え、黄金の茶室をもち、数寄をこらした聚楽第を完成するなど、栄華を極めた秀吉にも、幼い後継者の心配、豊臣家の行く末など、憂いは多々あった。
長生きしていつまでも頂点に立っていたいが、はかない命のこと、ままにはならない。
この世に執着あるだけにいっそう命を惜しむ気持ちになる。
【作者】豊臣秀吉
【生没年】1537頃~98
【職業】武将
【参考】秀吉が死の直前、有力な大名を集めて後継者秀頼への忠誠を誓わせたこと、そしてそれがむなしかったことはよく知られている。
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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