歯周ポケット
【ししゅうぽけっと】
【標準治療】 コラム > 歯科・口腔外科
歯周ポケットとは、歯と歯肉の間にできた病的な溝のことです。この溝は歯周病によって歯周組織が破壊吸収されると、その深さが増加していく傾向があります。健全な歯周組織では歯周ポケットの深さは2mm以下ですが、歯周病が進行して中等度の歯周病になると3~5mmに、重度の歯周病では6mm以上になってくるため、歯周病の進行度合いの目安としてこの数値が利用されます。このため歯周病検査の際は歯周ポケットの深さを測定することは非常に多く、治療後も治癒の目安としてその数値を測定します。歯周ポケットの測定の際には、出血や排膿(はいのう)があるかどうかなども同時にチェックしたりします。 (土井直洋)
歯周ポケットの簡略図
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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