メタルボンド(陶材焼付鋳造冠)
【めたるぼんど(とうざいやきつけちゅうぞうかん)】
【標準治療】 コラム > 歯科・口腔外科
歯を修復する場合に、ただ噛めればよしとした時代は確実に過去のものとなり、現在では奥歯さえも見た目を重視するようになりました。天然の歯と同じような外観を与えることができる修復材料は、ポーセレン(陶材)が主流です。メタルボンドは、歯にかぶせる金属のクラウンの表面に、ポーセレンを溶着(焼付け)させて作ります。ポーセレンは色、透明感、光沢といった自然の歯らしく見せるための要素のすべてについて満足できるものであり、前歯だけでなく奥歯にも適用されます。ポーセレンは長年の使用にも十分耐えるだけの色の不変性とすり減りに耐える硬さをもっていることが長所です。しかし、強い衝撃を与えると破折(はせつ)するおそれがあることが欠点です。 (指宿真澄)
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「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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