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腸炎ビブリオ腸炎
【ちょうえんびぶりおちょうえん】

標準治療コラム > 感染症内科

 腸炎ビブリオ(vibrio parahemolyticus)はコレラ菌と同じビブリオ属の菌で、食塩濃度が3~5%でよく発育するので、好塩菌とも呼ばれます。わが国で発生する細菌性食中毒の病因菌としてNo.1です。原因食摂取後数時間から十数時間で腸炎症状が発現します。激しい腹痛、下痢(時に血便)、発熱が主症状です。治療はほとんど必要ありませんが、脱水が激しければ輸液が必要です。抗菌薬としては、ニューキノロン系が使われます。 (井上脩士


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

感冒様症状  粘稠性  除外診断  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162