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包茎手術
【ほうけいしゅじゅつ】

標準治療コラム > 腎・尿路・泌尿器

 どこで手術を受けるのがいいかとの相談をよく受けます。まず費用についてですが、真性包茎は病気ですので、手術や手術後に感染予防に使う抗生剤などの費用に、保険が利きます。背面切開の手術料は7,400円、環状切除の手術料は20,400円ですので、これに薬や検査、初診料などを加えた値段の、通常3割(加入している保険の種類によって違う)を自己負担することになります。仮性包茎は、病気とは認められていないので、美容整形と同じく、自由診療となり値段は病院が自由に決められます。公立病院の場合、保険で決められた手術料しか請求しないのが普通なのに対し、美容整形専門の病院は、10万円程度の価格のところが多いようです。公立病院は、美容整形の手術を扱っていない場合もあります。美容整形専門の病院は、営利目的ですから費用はかさみますが、毎日そればかりやっている医者が執刀するので、公立病院で普段ガンの手術や内視鏡手術ばかりをやっている医者に手術されるより手術時間は短いでしょうし、きれいにできあがるかもしれません。抜糸に来なくてよいように解ける糸を使ってもくれます。 (木村明


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

【関連コンテンツ】

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162