前庭代償
【ぜんていだいしょう】
【標準治療】 医療用語 > ぜ
片側の末梢前庭(内耳または前庭神経)が障害を受けた際、障害を受けた側の1次中枢(前庭神経核)の活動性は低下する。この活動性の低下が、主に小脳などの機能により回復することを前庭代償と呼ぶ。この現象は末梢前庭の機能障害自体が回復しなくても生じるので、前庭神経炎など末梢前庭障害をきたす疾患によるめまいや平衡障害などを軽減させるのに重要な役割を担う。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
|
約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
|
出版社:
標準治療[link] |