肝動脈塞栓術(TAE)
【かんどうみゃくそくせんじゅつ(てぃーえーいー)】
【標準治療】 医療用語 > か
肝細胞ガンを養っている肝動脈をスポンジのような塞栓物質でふさぐことで、ガンを殺してしまう治療法。正常の肝細胞は肝動脈と門脈の両方から栄養を受けているのに対し、肝細胞ガンは主に肝動脈から栄養を受けているため、選択的に肝細胞ガンを攻撃することができる。肝動脈塞栓術の適応範囲は広く、手術ができない患者さんにも行われるが、肝機能が悪い時、ガンによって門脈がふさがっている場合などは行うことができない。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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