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エナメル上皮腫
【えなめるじょうひしゅ】

標準治療病名 > 歯科・口腔外科

 エナメル上皮腫は顎の骨(上顎骨、下顎骨)に発生する腫瘍(しゅよう)で、歯原性腫瘍(歯を形成する組織が、その分化の過程で異常増殖を起こしてできる腫瘍)のひとつです。ほとんどが良性ですが、極めてまれに悪性のものがみられます。エナメル上皮腫の発生する頻度は、歯原性腫瘍のなかでは最も高く、60%以上を占めていますが、口の中にできる腫瘍全体からみると、その15%ぐらいの割合です。男女別での発生頻度の差はほとんどありません。腫瘍に初めて気がつく年齢は、20歳代が最も多く、10歳代から30歳代までが70%以上を占め、比較的若年層に多くみられています。出現しやすい場所としては、上顎より下顎のほうが圧倒的に多く、下顎でもとくに親知らずの位置に多くみられます。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

粘稠性  併診  感冒様症状  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162