口内炎
【こうないえん】
【標準治療】 病名 > 歯科・口腔外科
口の中の粘膜に炎症が起こった状態を口内炎といいます。比較的広い範囲に病変が発生し、口の中に原因があって起こる場合と、全身的な病気の症状として口内炎が起こる場合がありますが、原因が不明なものも少なくありません。一般に口の中の傷は唾液の作用によって治りやすいといわれています。
また、食物を噛み下す機械的刺激、氷点下のアイスクリームや熱い茶やスープなどの温度刺激にも耐える丈夫な構造になっていながら、ここに炎症が起こるということは、よほど重大な病変ではないかと思われがちですが、一部のガンや難病と呼ばれるベーチェット病、エイズ(AIDS)の症状としてできた口内炎でもないかぎり、大部分の口内炎は心配のないものです。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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