知覚過敏症
【ちかくかびんしょう】
【標準治療】 病名 > 歯科・口腔外科
冷たい水がしみるので、歯磨きはぬるま湯でうがいをするとか、アイスクリームは口にできないという人が多いようです。冷たい、熱いという温度の刺激に対して痛みを感じるのは、主として歯の内部の神経(歯髄〈しずい〉)です。歯の神経が痛みを感じる最も一般的な場合は、むし歯があってその穴の中に入った冷水などの刺激が神経を刺激するからです。したがって、むし歯の穴が深いほど痛みが強くなります。
しかし、むし歯がなくても歯がしみることがあります。また、温度ではなく、歯ブラシの毛先が当たったり、口に入れたスプーンが触ってもちくっと痛むことがあります。子どもや若い人には少なく、中年以降の人に多いのが特徴です。むし歯の場合と違って、痛みを止めるために歯の神経をすぐにとることはしません。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
|
約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
|
出版社:
標準治療[link] |