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ぶどう膜炎
【ぶどうまくえん】

標準治療病名 > 眼科

 血管とメラニンという茶色の色素の豊富な虹彩(こうさい:瞳孔〈ひとみ〉の周囲の茶目)、毛様体、脈絡膜をあわせてぶどう膜といい、炎症を起こしやすい組織です。角膜炎と同様、感染性や外傷性の他、膠原(こうげん)病や自己免疫疾患に伴うような非感染性の原因がありますが、あらゆる検査をしても原因不明のものが全体の1/3以上あり、診断が難しい病気です。
 また、非感染性の原因疾患では、わが国ではベーチェット病、サルコイドーシス、原田病が三大疾患ですが、ベーチェット病だけは他の非感染性ぶどう膜炎と異なり、感染性疾患によるぶどう膜炎同様、ステロイド治療が原則として禁忌(きんき)になるので、診断とともに治療も難しい病気です。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  子宮発育不全  小俣高宏  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162