data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

中耳炎(急性化膿性中耳炎)
【ちゅうじえん(きゅうせいかのうせいちゅうじえん)】

標準治療病名 > 耳鼻咽喉科

 中耳炎とは中耳腔に起こる様々な障害によって生じる炎症の総称で、発症様式、あるいは病態によって細かく分類され、治療法もそれぞれ異なります。しかし、いずれも中耳伝音障害を起こすために伝音難聴という難聴の原因になります。ここでは、急性化膿性中耳炎について述べます。

 急性上気道炎に合併、続発する中耳の化膿性炎症で、多くは耳管経由により中耳腔に細菌が移行し、菌増殖の結果、膿汁(のうじゅう)が中耳腔にたまります。学童前の小児に多発する中耳炎です。その理由は、この年齢では耳管(じかん)は太く直線的であるために、容易に上咽頭(じょういんとう)の細菌が中耳腔に達してしまうためといわれています。膿汁がたまると発熱とともに鼓膜を内側から圧迫するため、激しい耳痛(じつう)が生じます。診断は鼓膜所見により容易につきます。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162