上顎洞ガン
【じょうがくどうがん】
【標準治療】 病名 > 頭頸部科・口腔外科
上顎洞ガンは鼻・副鼻腔(びくう)ガンの中では最も頻度が高い病気ですが、この20年間では発生頻度の上昇はみられません。原因は慢性副鼻腔炎と考えられています。長期間にわたり慢性副鼻腔炎に罹患(りかん)すると、洞内の絨毛(じゅうもう)上皮が脱落して扁平上皮化生し、20~30年後に扁平上皮ガンが発生します。かつては抗生物質や消炎酵素剤などが開発されていなかったことも大いに関与しています。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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