線維腺腫
【せんいせんしゅ】
【標準治療】 病名 > 乳腺外科
若い女性に多い疾患で、良性腫瘤(しゅりゅう)の代表的なものです。以前は腫瘍(しゅよう)と考えられていましたが、最近の遺伝子学的な検索により、腫瘍というよりは1ランク下の過形成(炎症に近い疾患)として扱われるようになりました。線維腺腫は乳腺内の線維成分と乳腺部分がともに増殖したものであり、原因は思春期にすでに腫瘤の芽にあたる変化が生じ、卵巣ホルモンの影響を受けて長期間かかって育ってきたものと考えられています。多発することもめずらしくはありません。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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