子宮頸管ポリープ
【しきゅうけいかんぽりーぷ】
【標準治療】 病名 > 婦人科
子宮頸管とは、腟から子宮のなかに通じるトンネルのようなもので、頸管腺とよばれる腺組織で覆われています。子宮頸管部のポリープ上病変の大部分は子宮頸管ポリープであり、比較的頻度が高い病気です。通常は5mm~2cm程度の大きさのもので、子宮の入り口にある病変のため自分で気づくことはめったにありません。多くは良性の腫瘍(しゅよう)で、粘膜で構成された粘膜ポリープが大半を占めます。ごくまれ(約0.1%)に悪性、約0.5%に異形成(前ガン病変と考えていいもの)が含まれます。肉眼的に診断することは困難なことが多いため、発見されたら切除して組織学的検査を行う必要があります。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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