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常位胎盤早期剥離
【じょういたいばんそうきはくり】

標準治療病名 > 産科

 正常な位置にある胎盤が、妊娠の途中で、何らかの原因により、赤ちゃんが生まれる前に子宮壁から剥離する病気です。赤ちゃんへの酸素の供給が妨げられるため、生死にかかわる重大な事態が生じます。また出血が多いとお母さん自身も生命の危険にさらされます。それほど重大な病気ですが、残念ながらその原因はまだよくわかっていません。
 昔は妊娠高血圧症候群(旧妊娠中毒症)の妊婦によく起こると思われていましたが、そうでない場合も多く、最近では絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)が注目されています。また、高血圧、喫煙やコカインなどの薬物、転倒、打撲などの機械的外力、急激な子宮内圧の低下、胎盤・臍帯(さいたい)の異常なども原因の1つと考えられています。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

粘稠性  併診  感冒様症状  

【関連コンテンツ】

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162