不育症
【ふいくしょう】
【標準治療】 病名 > 産科
妊娠はするものの流産を繰り返す場合があり、3回以上続く時は習慣性流産といいます。
不育症はこうした習慣性流産も含め妊娠が満期に至るまでに流産、早死産を起こしてしまうことの総称です。定義的にはこうした事態が3回以上続いた時に不育症といいます。
不育症の原因としては、子宮の奇形、子宮頸管無力症などの子宮の形態異常が関係していることもあれば、血液凝固障害や膠原(こうげん)病など全身疾患が関係していることもあります。また、夫婦の染色体異常、胎児の染色体異常、夫の感染症の他に、母親と赤ちゃんの組織適合抗原(HLA)が原因であることもあります。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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