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変形性股関節症
【へんけいせいこかんせつしょう】

標準治療病名 > 整形外科

 股関節を構成する骨盤の臼蓋(きゅうがい)と大腿骨の頭の部分の軟骨と骨が変形、増殖性変化を起こし股関節に痛みを引き起こす病気です。原因としては股関節に構造上の欠陥がなく、また特別な病気を伴わない1次性変形性股関節症と、股関節の構造異常、もしくは何らかの病気に伴う2次性変形性股関節症に分けられます。そして1次性股関節症は個体的素因も関与し、初老期以後に発症します。
 2次性変形性股関節症の原因として先天性股関節脱臼、先天性臼蓋形成不全などの先天性の病気、化膿性股関節炎、関節リウマチなどの炎症性の病気、骨折、脱臼などの外傷、特発性大腿骨頭無腐性壊死(えし)などの骨壊死などの病気、骨系統疾患、内分泌疾患などがあげられます。欧米ではかなりの症例が1次性股関節症であると報告されていますが、日本では1次性変形性股関節症は少なく、そのほとんどは先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全による、いわゆる脱臼性変形性股関節症がほとんどを占めます。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

【関連コンテンツ】

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162