上腕骨上顆炎(テニス肘、ゴルフ肘)
【じょうわんこつじょうかえん(てにすひじ、ごるふひじ)】
【標準治療】 病名 > 整形外科
上腕骨上顆炎はいわゆる腱付着部症(けんふちゃくぶしょう:enthesopathy)の一種で、上腕骨の内、上顆につく屈筋腱、伸筋腱の起始部に加わる引っ張り力による慢性のストレスが発症の原因となることが多い疾患です。発症は外側上顆がほとんどで、「テニス肘(ひじ)」と呼ばれます。しかし、テニスの愛好者でもない中年の女性にも多く発生するので“使いすぎ症候群”とも考えられますが、まだ多くは原因不明です。一方、内側上顆炎は「ゴルフ肘」とも呼ばれますが頻度は多くありません。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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