data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

外傷性肩関節脱臼
【がいしょうせいかたかんせつだっきゅう】

標準治療病名 > 整形外科

 外傷性脱臼のうち手指関節を除き、大関節で最も頻度の高いもので、脱臼の約50%を占めます。そして一般に肩関節脱臼といわれるものは、肩甲上腕関節脱臼を意味します。脱臼の骨頭の位置により前方、後方、下方、上方脱臼などに分類されますが、前方脱臼が約90%を占めるため、ここでは前方脱臼について説明します。
 前方脱臼はさらに烏口突起下(うこうとっきか)、関節窩(か)下、鎖骨下と骨頭の位置に分けられますが、烏口突起下脱臼が最も多く認められます。発症は介達性外力によるものがほとんどで、肩関節が外転・伸展・外旋を強制され、骨頭が前方あるいは前下方に押し出され、脱臼が起こります。また外力が強い場合、骨折を伴うこともあります。ラグビーや柔道などといったスポーツなどで多くみられます。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162