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頸椎椎間板ヘルニア
【けいついついかんばんへるにあ】

標準治療病名 > 整形外科

 頸椎での神経組織には、脊髄(せきずい)と、脊髄から枝分れし前側方へ向い上肢へ至る神経根とがあり、それぞれが脊柱管と椎間孔(ついかんこう)に内包されています。加齢とともに変性した椎間板組織(髄核、線維輪、時には軟骨)や椎体辺縁部から生じた骨棘(こっきょく)が脊柱管内や椎間孔内へ膨隆し、脊髄または神経根を圧迫することがあります(ハードディスクヘルニア)。一方、骨棘を伴う変性変化がなくても、外傷などにより椎間板に大きな外力が加われば、椎間板組織のみが脊柱管内に膨隆して同様なことが生じます(ソフトディスクヘルニア)(図:頸椎椎間板ヘルニア)。通常は一椎間のみに生じ、どちらも、中・下位頸椎の第4/5/6椎間で多く認められます。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

感冒様症状  併診  粘稠性  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162