変形性膝関節症(東洋医学)
【へんけいせいしつかんせつしょう(とうよういがく)】
【標準治療】 病名 > 東洋医学
膝関節が腫れ、時に関節内に水がたまったり熱をもったりして痛みを覚える病気です。間接リウマチと比べれば一般に症状は軽く、加齢に伴って生じてきます。中年以降の女性に多くみられ、この病気にかかる特徴的なグループが存在します。すなわち、いわゆる水太りといって、皮膚や筋肉を触るとブヨブヨとした感じで、肥満傾向にあり、疲れやすく、汗を大量にかくという人がそれです。
通常は鎮痛消炎剤の内服や湿布を行います。関節内に水がたまった場合には、関節から注射器で水を抜きとります。治療で重要なことは、肥満があれば減量をすることです。また大腿四頭筋といって、膝関節に付着する大腿前部にある筋肉が萎縮しているのが普通なので、これを強化する訓練が必要です。これが最もよいようなので、基礎治療として欠かせません。間接リウマチとは異なり、漢方治療が比較的奏功する割合が高い病気です。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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