虚弱児(東洋医学)
【きょじゃくじ(とうよういがく)】
【標準治療】 病名 > 東洋医学
しょっちゅうかぜをひいたり、お腹をこわしたり、痛がり、元気がなくごろごろしていたり、めまい、立ちくらみ、頭痛を訴えたり、あるいは疳(かん)が強いという子どもをよくみかけます。西洋医学では、個々の症状に対して治療をすることはあっても、総合的に、あるいはこうした症状を起こしにくくするという治療手段は、持ち合わせていないと思います。ところが、漢方医学では、虚証(きょしょう)ととらえたり、水毒(すいどく)としてとらえたり、肝の病としてとらえたりして治療していくうちに、こうした症状を起こさなくなり、丈夫になっていくことがとても多いのです。こうした虚弱児の治療に関しては漢方医学の独壇場といってよいでしょう。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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