慢性頭痛(東洋医学)
【まんせいずつう(とうよういがく)】
【標準治療】 病名 > 東洋医学
頭痛もいろいろな原因で起こります。なかには、脳腫瘍(しゅよう)や出血、炎症など重篤(じゅうとく)な病気もあります。しかし私たちのところに来られる方は、生命には別段差し支えないが、日常生活に差しさわる、鎮痛剤を多量に服用していることに対する不安がある、鎮痛剤を服用すると胃腸を悪くする、鎮痛剤が効かなくなったといって受診される方が多いのです。こうした頭痛が慢性頭痛と呼ばれるものです。
痛みの種類も多彩で、重痛い、締めつけられる、ずきずきする、などと訴えます。痛みの部位も、片頭痛のように片側の場合であったり、全体が痛んだり、こめかみや目の奥など部位が限定されたり、あるいは部位が移動する場合もあります。頭痛以外に、肩こりや首筋のこり、悪心(むかつき)や嘔吐(おうと)、めまいを伴うことがあります。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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