気管支喘息(東洋医学)
【きかんしぜんそく(とうよういがく)】
【標準治療】 病名 > 東洋医学
気管支の慢性炎症とするのが最近の考え方です。この炎症のために気管支の粘膜が外からの刺激に敏感となり、気管支が細くなって、ぜいぜいしたり(喘鳴〈ぜんめい〉)、息切れ(呼吸困難)をきたします。西洋医学では、炎症を抑えるために、副腎皮質ホルモンの吸入薬を中心に、気管支を拡げる薬や、アレルギーとの考えで抗アレルギー薬を使用するのが一般的でしょう。患者さんの中には、こうした薬剤を長期に服用することに不安を抱いている方も多いものです。またこれらの薬剤を服用していても、症状のコントロールが十分でないという方もいます。漢方治療でも決して容易ではありませんが、漢方治療を併用することにより、よりよい症状の改善が得られたり、さらに西洋薬を減量したりあるいは服用の必要がなくなる方も結構います。難治ではあっても、いや難治だからこそ、漢方治療を積極的に考えてみたらと思います。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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