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統合失調症〈精神科〉
【とうごうしっちょうしょう】

標準治療病名 > 心療内科・精神科

 統合失調症は、主には10代後半から20代に発症し、慢性に進行する精神疾患です。人口における生涯有病率は、1.0~1.5%で、ざっと100人に1人くらい発病する比較的多い疾患です。遺伝的背景や原因についてはいまだに十分明らかになっていません。
 双生児研究などによれば、まったく同じ遺伝子をもつ一卵性双生児でも必ずしも両方が一致して発症するわけではありません。しかし他方で異なった遺伝子をもつ二卵性双生児よりは一致して発症する率が高いということが知られています。このようなことから、遺伝的な背景が関与し、これに環境的な要因が加わって発症するものと考えられています。何が遺伝するのかは十分明らかになっているわけではありませんが、神経の活動を他の神経に伝える、神経伝達物質に関連した仕組みの異常が遺伝するのではないかという研究が多くあります。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

【関連コンテンツ】

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162