気管支喘息
【きかんしぜんそく】
【標準治療】 病名 > 心療内科・精神科
気管支喘息とは、気管および気管支が各種刺激に対して反応が亢進(こうしん)した状態で、広汎(こうはん)な気道の狭窄(きょうさく)を伴い、反復性の呼吸困難、喘鳴(ぜんめい)などの症状を示す疾患です。自然に喘息発作が治まることもありますが、緊急の治療を必要とする場合もあります。
病因としては、アレルギー説、感染説、心因説などがあります。体質的素因(アレルギー体質)に加えて、気道の感染・炎症により気道の過敏性が亢進して発症すると考えられていますが、心理・社会的要因がその発症や経過に強く影響している場合もあります。小児喘息では、アトピー体質に加えて家族関係や精神発達上の問題が大きく影響しています。発達とともに自然に軽快していく例も多く、成人型喘息に移行するものは少ないと考えられています。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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