外傷後ストレス障害/PTSD
【がいしょうごすとれすしょうがい/ぴーてぃーえすでぃー】
【標準治療】 病名 > 心療内科・精神科
阪神・淡路大震災の後、PTSDという言葉がマスコミで大きく取り上げられてすっかり有名になりました。それ以来、何か大きな事件や出来事が起こるたびにPTSDが注目を集めるようになりました。
PTSDとは、何か脅威的なあるいは破局的な出来事を経験した後、長く続く心身の病的反応で、その出来事の再体験(そのことをありありと思い出すフラッシュバックや苦痛を伴う悪夢)が特徴的です。通常はショックな出来事を体験しても時間の経過とともに心身の反応は落ち着き記憶は薄れていきますが、あまりにもショックが大きすぎる時や個人のストレスに対する過敏性が強い時、小児のように自我が未発達な段階では、大きな障害を残すことがあります。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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