顔面神経麻痺
【がんめんしんけいまひ】
【標準治療】 病名 > 形成外科・美容外科
顔面神経は笑ったり、口を尖らせたりする様々な顔の表情を作っている表情筋と呼ばれる筋肉を動かす働きをします。表情筋は顔の片側に20個ほど存在し、両側に対称的に並んでいます。顔面神経がなんらかの原因で傷害されると表情筋が動かなくなり顔面神経麻痺となります。通常、麻痺は片側の顔面に起こるため、笑ったりすると顔がゆがんでしまいます。
顔の神経には顔面神経のほか、顔の知覚を感じたり、物を噛む筋肉(そしゃく筋)を働かしたりする三叉(さんさ)神経があります。顔面神経麻痺を顔面神経痛といって来院される患者さんがおられますが、顔面神経痛は三叉神経の異常な痛み(正しくは三叉神経痛)で、ペインクリニックなどで治療される疾患です。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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