漏斗胸と鳩胸
【ろうときょうとはとむね】
【標準治療】 病名 > 形成外科・美容外科
先天的に胸に変形を認めるもので、胸の正中部が陷凹(かんおう)しているものを漏斗胸(ろうときょう)、逆に突出しているものを鳩胸(はとむね)と呼びます。成因としては、どちらも胸を作る胸骨・肋軟骨・肋骨の変形であり、とくに肋軟骨の過形成(異常に成長すること)によるものとされています。それゆえ、幼児期にはそれほど目立たなかったものが、成長とともに陷凹や突出がひどくなることがあります。遺伝的要因があるとされ、頻度は漏斗胸で約1,000人に1人、鳩胸でその10分の1以下の発生とされています。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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