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にきび(ざ瘡)
【にきび(ざそう)】

標準治療病名 > 皮膚科

 毛穴の出口が硬くなって、中に脂(あぶら)のかすがたまってできるブツブツ(面ぽう)がもとになって生じます。医学用語ではありませんが、口が閉じている面ぽうが白にきび、口があいて真ん中が黒くみえる面ぽうが黒にきびです。面ぽうをもとにして、常在している菌(アクネ桿菌〈かんきん〉)も関係して生じるのが、赤いブツブツ(紅色丘疹)と膿(うみ)をもったブツブツ(膿疱〈のうほう〉)です。普通のにきびでは、この3つの皮疹(ひしん)、すなわち面ぽう、紅色丘疹、膿疱が混在してみられます。
 にきびの一番もとになる皮疹(ひしん)である面ぽうは、2つの大きな因子が関係して生じます。1つは、皮脂腺からの脂の分泌が盛んになることです。これには、男性ホルモンなどの働きが大きく影響します。2つ目は、毛穴の出口が硬くなること(異常角化)で、これにはやはり、男性ホルモンや常在するアクネ桿菌が関係します。したがって、にきびのできかたに関係するキーワードは、男性ホルモンと常在するアクネ桿菌です。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

【関連コンテンツ】

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162