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薬疹
【やくしん】

標準治療病名 > 皮膚科

 体内に入った薬剤に対する過剰反応(多くはアレルギー反応)の結果生じた皮膚症状を薬疹といいます。塗り薬にかぶれた場合は、薬疹といわずに接触皮膚炎(かぶれ)といいます。
 薬が内服や注射で体内に入ったあと、免疫細胞がその薬に対してアレルギーを起こすことをたまたま覚えこんでしまうことがあります(感作)。感作のためには2週間が必要です。そして、いったんアレルギーを起こすことを覚えこんだ免疫細胞が準備されると、その後、再び原因となる薬剤が入れば、早ければ数分、遅くとも2~3日のうちにその免疫細胞が活動してアレルギー反応を実際に起こします(誘発)。誘発されるアレルギー反応は即時型の場合は、数分から30分後にじんま疹やショックの反応として起こり、遅延(ちえん)型の場合は半日から2日後にいくつかのタイプの皮膚症状として起こります。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

粘稠性  併診  感冒様症状  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162