ヘノッホ・シェーンライン紫斑病
【へのっほ・しぇーんらいんしはんびょう】
【標準治療】 病名 > 皮膚科
アレルギー性紫斑病、アナフィラクトイド紫斑病などいろいろな名前で呼ばれています。皮膚の小さな血管に炎症(血管炎)を起こし、下腿を中心に点状の出血(紫斑)がみられるとともに、腎臓や消化管の小さな血管にも同様の変化が生じてタンパク尿や腹痛なども伴ってくる病気です。
気道などを通じて体の中に入ってきた細菌に対して、体が過剰な免疫反応を起こし、抗原と抗体が合わさったもの(免疫複合体)が多量につくられる結果、それが体の各所の小さな血管に沈着して炎症を引き起こすと考えられています。過剰な免疫反応を引き起こす誘因は、細菌だけでなく、薬剤などの化学物質など様々です。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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