脂漏性皮膚炎
【しろうせいひふえん】
【標準治療】 病名 > 皮膚科
脂(あぶら)の分泌が盛んな部位、すなわち顔、頭などに湿疹を生じる病気です。脂漏性皮膚炎の起こり方にはマラセチア菌という一種のカビが関係していると考えられています。マラセチア菌は皮膚の表面に常在している脂が好きなカビで、このカビが増えて起こる病気に癜風(でんぷう)という病気があります。脂漏性皮膚炎は癜風と異なり、マラセチア菌が単に増えたために生じた感染症というわけではなく、その菌が分解した脂の成分による刺激や、マラセチア菌に対する皮膚の反応により、湿疹反応が生じたと考えられます。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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