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熱性けいれん
【ねつせいけいれん】

標準治療病名 > 小児科

 主に6カ月から5歳くらいまでの乳幼児で38℃以上の発熱に伴って起きるけいれん性疾患を熱性けいれんと呼びます。脳炎や髄膜炎などの中枢神経系感染症、代謝異常症、その他明らかなけいれんの原因疾患があるものは除きます。熱性けいれんは非常に頻度の高い病気で、日本人の有病率は7~9%といわれています。なぜこの時期の子どもに熱性けいれんが起きやすいのかはよくわかっていませんが、発達過程の脳が発熱のストレスに弱いためと考えられています。また、この病気の発症には遺伝素因が強く関連し、両親のどちらかに熱性けいれんの既往があったり、兄弟に熱性けいれんがあると同様の病気が起こりやすくなります。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162