ネフローゼ症候群
【ねふろーぜしょうこうぐん】
【標準治療】 病名 > 小児科
ネフローゼ症候群とは多量のタンパクが尿中に失われる結果、低タンパク血症、浮腫(ふしゅ:むくみ)が出現する疾患です。この病気の約9割は血尿を軽度に認めるか、あるいは血尿がみられず大量のタンパク尿を示し、組織学的に糸球体病変が軽く腎機能の長期予後が良好な微少変化型と呼ばれる病態です。小児では9割以上がステロイドに反応しタンパク尿は消失します。しかし、その7割が再発し、2割程度がステロイド依存性となることが問題です。本症の好発年齢は3~6歳で、男女比は約2:1です。発症年齢は患者さんの約8割が6歳未満です。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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