水痘(水ぼうそう)(小児)
【すいとう(みずぼうそう)(しょうに)】
【標準治療】 病名 > 小児科
水痘(すいとう)帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの感染により起こる病気です。水痘帯状疱疹ウイルスはヘルペス族に分類されるDNAウイルスで神経細胞に感染しやすい性質があります。以前は水痘と帯状疱疹は別のウイルスによる病気と考えられていましたが、後に同じウイルスにより起こることがわかり、このような長いウイルス名になりました。このウイルスに初めて罹患(りかん)した時は水ぼうそうを発症します。水ぼうそうが治ったあともこのウイルスは感染した人の神経根に潜み続けます。そして抵抗力が低下した時に活動が始まり帯状疱疹を発病します。潜伏期は10日から21日の間です。小児が罹患した場合、水ぼうそうは通常軽い病気です。しかし成人や免疫力が低下した人が感染すると重症化することが多く、中には死亡する場合もでてきます。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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