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気管支喘息(小児)
【きかんしぜんそく(しょうに)】

標準治療病名 > 小児科

 喘息は、何らかの原因で気管支の筋肉が収縮して狭くなり、同時に気道に痰(たん)などの分泌物が増えてつまるため呼吸困難を起こす病気です。
 小児の気管支喘息は成人の喘息に比べてアレルギー体質が原因のことが多くなっています。90~95%がアトピー型と呼ばれるもので、特定のアレルギー原因物質(アレルゲン)に対するIgE(免疫グロブリンE)抗体が認められます。アレルゲンとして多いのは、ほこり、ダニ、カビ、花粉、ペットの毛、タバコの煙などです。天候の変化やかぜなどのウイルス感染も発作の引き金になります。近年、喘息の本体は慢性の気道の炎症であり、これに伴って気道の過敏性が起こり急性の気管支の狭窄(きょうさく)や分泌物の増加をきたすと考えられるようになりました。この概念に従って、喘息の治療は急性の発作を抑えるだけでは不十分で、慢性の気道の炎症を治療することが重要とされるようになり、ガイドラインが作成されて治療方法が大きく変わってきています。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

粘稠性  併診  感冒様症状  

【関連コンテンツ】

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162