破傷風
【はしょうふう】
【標準治療】 病名 > 感染症内科
破傷風は嫌気性菌(けんきせいきん)の破傷風菌(clostridium tetani)によってつくりだされる神経毒による神経麻痺症候群です。破傷風と診断するには菌の存在と毒素産生を促す局所病変と毒素に免疫のないことの3条件が必要です。
破傷風菌はグラム陽性桿菌(かんきん)で、胞子の形で広く土壌に分布しています。傷口から体内に侵入するので、庭いじりなどで気づかない傷でも発症することがあります。潜伏期は3~21日で、ヒトからヒトへの感染はありません。
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【この辞典の書籍版説明】
「標準治療」寺下 謙三 |
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約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。 |
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