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ジフテリア
【じふてりあ】

標準治療病名 > 感染症内科

 ジフテリアはグラム陰性桿菌(かんきん)のジフテリア菌(corynebacterium diphtheriae)および菌から発生するジフテリア毒素により発症します。患者または保菌者から直接に飛沫感染(ひまつかんせん)し、潜伏期間は1~7日。一般に秋、冬に流行し、2~7歳の小児が多く罹患(りかん)します。
 ジフテリアは今日、開発国ではまれな疾患ですが、輸入感染症も考えると、今後も忘れてはいけない病気です。感染局所に偽膜(ぎまく)をつくり、のどの痛み、呼吸困難などの局所症状を起こすとともに、局所でつくられた菌体外毒素が吸収されて血中に入って、心筋、神経系、腎臓などを侵し、全身症状を現します。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

併診  感冒様症状  粘稠性  

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162