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ウイルス性出血熱 デング熱/デング出血熱
【ういるすせいしゅっけつねつ でんぐねつ/でんぐしゅっけつねつ】

標準治療病名 > 感染症内科

 出血熱とは流行性ウイルス性出血熱の総称です。カによって媒介されるもの、ダニによって媒介されるもの、齧歯(げっし)類や霊長類から感染するものなど、媒介動物の種類によって大きく3群に分かれます。

 熱帯シマカというカによって媒介される流行性熱性疾患です。多くは予後は良好ですが、時に出血あるいはショックを起こして死亡することもあります。DF/DHFは、現在世界の熱帯・亜熱帯地域のほぼ全域にみられます。日本国内での流行はありませんが、輸入感染症として存在します。本症はデングウイルス(DV)の感染によります。DVは4種類の血清型があり、同型のウイルスに対しては免疫が成立しますが、交叉(こうさ)免疫は成立しません。つまり、各型のウイルスにそれぞれの感染を受ける可能性があります。血清型の異なるDVの再感染のほうが、重症化しやすいという説が知られています。潜伏期は通常4~7日です。


寺下医学事務所
「標準治療」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

感冒様症状  併診  粘稠性  

【関連コンテンツ】

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【この辞典の書籍版説明】

「標準治療」寺下 謙三

約570の病気の情報 (症状、診断方法、標準的な治療方法、予後、生活上の注意など)を診療科目別に掲載している 「家庭の医学事典」です。

出版社: 標準治療[link]
編集: 寺下 謙三
価格:5142
収録数: 1787疾患1565
サイズ: 21.8x15.6x6.6cm
発売日: 2006年7月
ISBN: 978-4890417162